ランサムウェアの被害が多い
以下は企業をターゲットにした被害のうち社会的に影響が大きかったと考えられる脅威のランキングです。
2024年今日でもランサムウェアによる被害が1位となっています。
順位 | 「組織」向け脅威 | 初選出年 | 10大脅威での取り扱い(2016年以降) |
---|---|---|---|
1 | ランサムウェアによる被害 | 2016年 | 9年連続9回目 |
2 | サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃 | 2019年 | 6年連続6回目 |
3 | 内部不正による情報漏えい等の被害 | 2016年 | 9年連続9回目 |
4 | 標的型攻撃による機密情報の窃取 | 2016年 | 9年連続9回目 |
5 | 修正プログラムの公開前を狙う攻撃(ゼロデイ攻撃) | 2022年 | 3年連続3回目 |
なぜランサムウェアの被害は減らないのか?
なぜウイルス対策ソフトが普及しているにもかかわらずランサムウェアの被害が減らないのでしょうか。
理由1 毎日大量に生成されるマルウェア
- 平均的な検出数: 多くのサイバーセキュリティ企業のレポートによると、1日あたり数十万件の新しいマルウェアサンプルが検出されています。例えば、AV-TEST(独立したITセキュリティ研究機関)によると、1日あたり約450,000件の新しいマルウェアが検出されています 。
理由2 ランサムウェアの進化と高度化
- 技術の進化: ランサムウェアは日々進化しており、新しい暗号化技術や回避手法が開発されています。これにより、既存のセキュリティソフトウェアでは検出や防御が難しくなっています。
- 多様な攻撃手法: ランサムウェアは、フィッシングメール、悪意のあるウェブサイト、リモートデスクトッププロトコル(RDP)の悪用など、様々な手法で拡散します。
理由3 攻撃者のモチベーションとビジネスモデル
- 経済的利益: ランサムウェア攻撃は非常に収益性が高いビジネスモデルです。被害者が身代金を支払うことで、攻撃者は大きな利益を得ることができます。
- 仮想通貨の利用: ビットコインなどの仮想通貨は、匿名性が高く、追跡が難しいため、攻撃者が身代金を受け取る手段として利用されています。
Deep Instinct = ディープラーニングを活用したアンチウイルスソフト
高度に進化したランサムウェアが日々大量に生成される現状では、
従来の定義ファイルをベースとしたアンチウイルスソフトでの対応は困難です。
Deep Instinctは、ディープラーニングを用いて未知の脅威を含む様々なマルウェアやランサムウェアを検知し、
企業のシステムを保護します。
高度な機械学習
Deep Instinctは、ディープラーニングアルゴリズムを使用してサイバー脅威を検出します。
これにより従来の機械学習ベースのアプローチよりも高い精度とスピードでマルウェアを検出し、
今までは検知が困難だったゼロデイ攻撃や未知のマルウェアに対してもリアルタイムで防御を行います。
クラウド管理対応 シンプルで使いやすいインターフェース
Deep Instinctはクラウド管理を前提としており、導入済み端末や防御イベントの一覧を簡単に確認することができます。
また、日本語に完全対応しており、複雑な設定や専門知識は不要で簡単に導入することができます。
導入方法はPCにエージェントをインストールするだけです。
自動アップデートも可能なのでIT管理者は一度入れてしまえば特に対応する必要はありません。
軽量な動作
Deep Instinctの本体ファイルの容量は150MB以下と非常に軽量です。
また、一般的なCPUであれば負荷は1%以下で、ユーザーは動作していることにも気が付きません。
従来型と違い日々の定義ファイルが配信される訳ではないので、
企業のネットワーク帯域も圧迫せず、大規模な導入にも適しています。
問い合わせ
アプライドテクノロジーではDeep Instinctの販売・導入支援を行っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。