Synology 複数台のNASを集中管理(CMS)便利機能


Synology NAS で 企業向けに利用価値の高いパッケージ(アプリケーション)を紹介します。 第1回目は ” Synology CMS(中央管理システム)

概要

複数台の Synology NAS を 1台の Synology NAS からまとめて管理できる機能

検証環境

拠点Aの Synology NAS で他拠点のNAS を集中管理できるか実際に試します。 拠点Bとは Synology の独自技術 QuickConnect を用いて、VPNなしにインターネット越しに接続・管理します。 拠点Cとは拠点間VPNを経由し他拠点のNASを管理します。 拠点Aに置いてあるNAS上でCMSアプリケーションを開きました。 3拠点のNASに問題ないかが 瞬時に確認 できます。 サーバー:拠点A,B,C に置いてある3台をオンライン(起動)していることが分かります。 HDD/SSD:全拠点で合計8発のHDDを挿しており、一番壊れやすいHDDの状態も確認できます。

個々のNASの情報を詳しく確認できます。 拠点BのNASはQuickConnect経由のため、ローカルIPではなくQuickConnect IDがサーバアドレスに表示されています。

拠点BのNASの電源を落としてみたらエラーを検知しました。 HDD/SSD:「3 不明なサーバー 」の表記が悪いです。 拠点BのNAS搭載されている3台のディスクを認識していないことを指しています。

拠点AのHDDにセクタ不良がでました。(検証用に障害予兆でているディスクを挿しています) HDDが完全に故障していなくてもエラー通知がされます。

拠点BのNAS上で動いているアプリケーションに最新版がリリースされていると通知。 実運用を始めると気軽にアップデートできないので常時表示されていることでしょう。

ADで言うところのグループポリシーの機能もあります。 複数台のNASの設定を統一できます。 本社は本社は、支社は支社で統一したポリシーもグループ分けで可能です。 試しに節電のため23時~7時の間はNASの電源を停止するポリシーを作成しました。

拠点CのNAS画面になります。 拠点AのNAS上でポリシーを有効にし、まもなくして拠点CのNASに設定が反映されていました。 翌日ログを確認したところ、予定通り夜間は電源OFFになっていました。

後書き インターネット越しに検証したかったので、そっちの環境を作るほうで疲れました。 台数多くなるといちいち確認するのは手間だし、統合監視ソフトで監視環境を作るよりお手軽で便利です。 QuickConnect経由でもできるのは素晴らしい。
ただ、認識が上手くいかなかったりもするので安定性は引き続き検証を行います。
QuickConnectの紹介は次回にでも。
DSM バージョン:6.1.4-15217 Update 5
CMS バージョン:1.2.1-0653


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